「アパレル販売員に少し興味があるが、どうしたらなれるの?」
「アパレル販売員になりたいが、自信がない」
と思われている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アパレル販売員になるために必要なことを4つご紹介します。
百貨店アパレル販売員をしていた筆者による、おすすめの勉強方法についても記載しています。
アパレルに関する知識を増やす
アパレル販売員になるためには、アパレル知識の勉強をおすすめします。
勉強方法は、以下のような方法があります。
専門学校へ行く
アパレル販売員になりたいと強く思われているのであれば、服飾の専門学校へ行くことが一番おすすめです。
専門学校では、アパレル販売員になるためのコースを学ぶことができるうえ、学生時代のうちにアパレル販売員に必要なスキルを習得できます。
また、販売系のアルバイトをしながら、専門学校で学ぶことができれば、さらにスムーズに販売員になることができます。
とはいえ、まだアパレル販売員になるか迷っている、将来就きたい仕事の選択肢の一つであるという方であれば、必ずしも専門学校へ行く必要はありません。
まだアパレル販売員になるか迷っているような方は、資格取得や自身でファッションに関する知識を高めることがおすすめです。
資格取得する
専門学校へ行っていなかったが、アパレル販売員に興味があるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういった方には、資格取得がおすすめです。
おすすめの資格試験をご紹介します。
ファッション販売能力検定やファッションビジネス能力検定は、日本ファッション教育振興協会が主催している試験です。
アパレル商品知識や販売知識、接客技術、マーケティングなどが試験内容に含まれています。
資格取得が必ずしも、アパレル販売員になるために必要ではありません。
ですが、アパレル求人に応募する際に、アパレル販売の従事経験が無くても、アパレル知識を持っていることがアピールできます。
サービス接遇検定や色彩検定は、ファッションに限らず、資格を取っておくことで違う分野においても生かすことが可能な資格です。
また、働き始めてから、アパレルについての勉強をするには、時間がかかります。
事前に知識を学んでおくことで、実際に働きながら学んだことを活かせます。
インスタグラムをチェックする
インスタグラムをチェックすることで、最新トレンドについて勉強することができます。
普段から、インスタグラムをチェックしているという方も多いのではないでしょうか。
インスタグラムでは、インフルエンサーのファッション投稿について学べます。
そして、インスタグラムをチェックすることは、楽しみながらモチベーションも上げられます。
そのうえ、理想の販売員となる人を見つけることも可能です。
また、理想の販売員となる人をフォローすることで、事前にお店の雰囲気も分かるでしょう。
働きたいお店の公式インスタグラムをフォローして、どんな商品が販売されているか情報収集ができます。
事前に働きたいお店の商品を把握することも、働く際にも必要です。
雑誌・ファッションサイトを見る
雑誌やファッションサイトを見ることで、幅広いファッションセンスを磨くことができます。
インスタグラムでは、自分の興味があるファッションばかりが表示されてしまいがちです。
雑誌は、テーマはありますが、自分が普段しないコーデを見ることができます。
そのため、自分が興味のあるコーデ以外も参考にできます。
雑誌は、幅広いジャンルを読むことがおすすめです。
楽天マガジンなどのサブスクに登録して、さまざまな雑誌を読むと良いでしょう。
また、「サブスクに入るとお金がかかる」と懸念されている方へは、ファッションサイトを見ることがおすすめです。
自分の好きなブランドの公式サイトで、今期の商品をチェックできます。
雑誌(non-no、Ray、CanCamなど)の雑誌のWebサイトを読むのもおすすめです。
または、MERYやLOCARIといったWebメディアをチェックするのも、幅広いジャンルを知ることができます。
アパレル用語を知る
アパレル用語は、ネットで言葉を検索するだけで勉強できます。
インスタグラムや雑誌で見て知らない単語があれば、調べてみてください。
販売員になるためには、アパレル用語を知っておくと、とても便利です。
接客している際に、知らない言葉があるとセンスがあっても、会話が続かないことがあります。
例えば、緑色でも「浅緑(あさみどり)」「暗緑色(あんりょくしょく)」といった細かい色の違いがあります。
お客さまは、その細かなカラーの違いを伝えたいが、こちらがその言葉を知らないとお客様の理想を知ることができなくなってしまいます。
そういったことを回避するためにも、アパレル用語を知ることが重要です。
働きたいお店の服を買いに行く
働きたいお店で服を買うことは、事前に就職先へのアピールにつながります。
そして、働きたい店舗の様子を知ることができます。
どんな店員さんがいるのか、どんな売り場構成をしているか知ることができます。
この時に、店員さんの雰囲気を知るだけでなく、接客スタイルを学んでおくことが大切です。
働きたい好きなお店であれば、実践することも難しくないでしょう。
インスタグラムやSNSでファッション投稿をする
アパレル販売の仕事では、SNS活用する場面が多くあります。
個人で、ファッション投稿をする技術を身につけておくと、仕事を始めてからも有利になります。
ファッション投稿の際には、以下のようなことを心がけると良いでしょう。
- どのような構図で写真を撮ったら見やすいのか
- どんな写真が洋服がよく見えるのか
- どんな投稿が人気があるのか把握する
インスタグラムやWEARで発信することがおすすめです。
お店独自のSNSを使うこともありますが、実際の仕事でもインスタグラムやWEARを使うことがあります。
フォロワーの数が多ければ、働き始めた際に、フォロワーさんが来店してくれることもあることがメリットです。
アルバイトをする
実際に仕事をするのが一番学べます。
アルバイトをしていた経験を、就職活動を始めた際に、経験としてアピールできることが大きな強みです。
それだけでなく、実際に現場でしか学べない経験が沢山あります。
店ごとに異なるルールや商品管理の方法などを学べます。
また、コミュニケーション力を高めることができます。
元々、人と話すのが得意な方でも、友達とお客さまでは会話に必要なゴールが違います。
友達とは、楽しく話すだけで十分です。
ですが、お客さまには商品を買ってもらうことがゴールです。
お客様の求める洋服探しをお手伝いしつつ、今後のご来店につながる楽しい会話を続ける必要があります。
それを意識して、会話を続けることでコミュニケーション力が上達していきます。
まとめ
簡単にマネできる「アパレル販売員になるために必要なこと」4選をご紹介しました。
- アパレルに関する知識を増やす
- 働きたいお店の服を買いに行く
- インスタグラムやSNSでファッション投稿をする
- アルバイトをする
以上のように、実践しながら将来に向けて準備しておくと、就職した際に、他の人に差をつけることができます。
また、一緒に働く人にも優秀な人材だと感じてもらうことができ、楽しく仕事をできるでしょう。
アパレル販売員になりたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
