「片づけてもすぐに散らかる」「物が多くて整理できない」と悩んでいませんか?
整理収納がうまくいかない原因は、人によって異なります。物を整理するのが苦手な人もいれば、つい物を増やしてしまう人、定位置に戻せない人、なかなか物を捨てられない人もいます。
そこで今回は、整理収納が苦手な人を4つのタイプに分け、それぞれに合った片づけ方や収納のコツをご紹介します。
自分がどのタイプに当てはまるのかをチェックしながら、無理なく続けられる整理収納方法を見つけてみてください。
あなたはどのタイプ?整理収納タイプ診断
片付けが苦手といっても、悩みの原因は人それぞれ。 当てはまるものを選んで、自分に合った整理収納方法をチェックしてみましょう。
Q1. 部屋を片付けようとしたとき、近いのは?
Q2. あなたの部屋でよく起こることは?
Q3. 買い物について一番近いものは?
Q4. 片付けられない理由として近いのは?
Q5. 今、一番改善したいのは?
①物を整理できない人は、紙に片付ける目的・手順を書き出す

物を整理するのが苦手な人は、いきなり手を動かすのではなく、紙に書いて整理することがおすすめです。
まず、「なぜ部屋を片付けたいのか」を紙に書き出してみましょう。
目的が曖昧なまま片付けを始めると、「物を右から左に移動させただけで、結局何も片付かなかった」という状態になりかねません。
| 目的 | 行動 |
|---|---|
| 人を呼ぶために短期間で部屋を整えたい | 収納ケースへまとめる |
| これから自分が快適に過ごせる部屋にしたい | 時間をかけながら不要な物を減らし、収納そのものを見直す |
例えば、「人を呼ぶために短期間で部屋を整えたい」という場合は、収納ケースへまとめる方法がおすすめです。
一つひとつの物を捨てるかどうか判断するよりも、まずは用途やカテゴリーごとに分類することでスムーズに目的を達成できます。
一方、「これから自分が快適に過ごせる部屋にしたい」という場合は、時間をかけながら不要な物を減らし、収納そのものを見直す必要があります。
その場合は、空間やカテゴリーごとに範囲を区切って整理すると進めやすくなります。
例えば、空間ごとに整理するなら、
- 今週は本棚
- 来週はクローゼット
- 再来週は洗面所
など、整理する場所を決めて少しずつ進めていきましょう。
カテゴリーごとに整理する場合は、「今日は本や資料」「明日はコスメ」など、同じ種類の物をまとめて確認します。
同じカテゴリーの物を一度集めることで、持っている量を把握しやすくなるのもメリットです。
例えば、リップを20本持っていて、そのうち今使う10本だけを残した場合、「10本が入る収納ケースを探せばいい」と必要な収納サイズも判断しやすくなります。
物を整理する前に収納用品を購入するのではなく、まず物の量を把握し、その後で必要な収納を選ぶことがポイントです。
②物を増やしてしまう人は、「好き」だけでなく「使えるか」を基準にする

物を増やしてしまいやすい人は、買い物を我慢するのではなく、購入するときの判断基準を増やしてみましょう。
「可愛い」「好き」と感じる感度が高い人ほど、そのときの高揚感で物を購入することがあります。
好きな物を買うことは生活の楽しみにもなるため、すべてを我慢する必要はありません。
ただし、購入するときには「好き」という気持ちに加えて、次のポイントも確認してみましょう。
「好き」と「実際に使える」の両方を満たしている物を選ぶことで、物が必要以上に増えるのを防ぎやすくなります。
③定位置に戻せない人は、生活動線に合わせて収納場所を決める

収納場所を決めても物を元に戻せない人は、収納場所と普段の生活動線を意識してみましょう。
収納場所は、実際に使う場所の近くに作ることがポイントです。
例えば、以下の2つのケースを参考にしてみましょう。
生活導線を意識した配置に収納する
生活導線を意識した配置に収納することで、物を探す時間を減らせます。
例えば、鍵を無くしやすい場合は、以下のように収納すると、スムーズに物を戻せます。
- 玄関に鍵置き用のケースを置く
- マグネットタイプの収納アイテムを取り付ける
洗濯物を畳む時間がなく、服が溜まる場合は、ハンガーに掛けたまま収納するとよいでしょう。
洗濯を干す際にハンガーに掛けたあと、そのままクローゼットに引掛けるだけで時間や労力を減らせます。
「あえて見せる収納」にする
よく使う物は「あえて見せる収納」にするのもおすすめです。
見せる収納にすることで、取り出しやすくなることがメリットです。
収納ボックスやトレーなど、インテリアになじむデザインのアイテムを取り入れます。
見せる収納にする際は、色味やテイストに統一感を持たせることが大切です。
出したままでも、整った印象を保てます。
資料や書類類は横に重ねると下の物が取り出しにくくなるため、ファイルボックスなどを使って縦に収納すると管理が簡易的です。
忙しい人は「片付ける時間」を少しだけ確保する

忙しい人は、片付ける時間を1日5分と少しでも時間を確保してみましょう。
定位置に戻せない原因は、収納方法だけではなく、忙しくて片付ける時間そのものを確保できていないこともあります。
「片付ける時間を作るなんて、余計に時間がかかる」と感じるかもしれません。
しかし、物の場所が決まっていないと、必要な物を探したり、同じ物を買い直したりする手間が増えてしまいます。
まとまった時間を確保する必要はありません。
例えば、
- 不要な物を5つだけ手放す
- 3つだけ物の定位置を決める
- 引き出し1段だけ整理する
など、短時間で終わる範囲を決めて取り組んでみましょう。
すべてを一度に完璧にしようとせず、少しずつ「戻しやすい状態」を作ることが、散らかりにくい部屋につながります。
おすすめは、片付ける時間を予定に組み込むことです。
例えば、「今週の土曜日は午後13時から10分だけ引き出しを1段見直して、要らない服を1つ捨てる」と決めておくと行動につながります。
④物を捨てられない人は、迷わず手放せる物から整理する

物を捨てることが苦手な人は、大切な物や判断に迷う物から整理する必要はありません。
まずは「これはもう使わない」と比較的判断しやすい物から手放してみましょう。
例えば、
- 数年間見ていない資料
- 傷んでいて着ていない服
- 壊れている物
- 使えなくなった日用品
などは、判断しやすいアイテムです。
捨てるか迷う物は、無理にその場で決断せず、一度保留にしても問題ありません。
最初は判断しやすい物から整理することで、「手放しても困らなかった」という経験が増え、少しずつ物を選ぶ基準を作りやすくなります。
大きく場所を取っている物から見直す
部屋をすっきりさせたい場合は、小物をたくさん減らすよりも、服やバッグなど比較的大きな物から見直すと変化を実感しやすくなります。
アクセサリーを10個減らしても収納スペースはそれほど変わらないことがありますが、大きなバッグや厚手の服を数点手放すだけでも、収納スペースに余裕が生まれることがあります。
そのため、何から整理すればいいか迷ったときは、収納スペースを大きく占めている物から確認するのも一つの方法です。
「今使っているか」「近いうちに使うか」で判断する
捨てるかどうか迷ったときは、
- 今、習慣的に使っているか
- 今後1か月以内に使う予定があるか
という基準で考えてみるのもおすすめです。
さらに、似たような物で迷った場合は、「代替品を用意しやすいか」という視点も判断材料になります。
価格だけで残す物を決めるのではなく、使用頻度や状態、思い入れ、買い直しやすさなどを総合的に確認しましょう。
物を捨てること自体を目的にするのではなく、今の自分が使う物を残し、暮らしやすい空間を作ることを意識するのがポイントです。
季節が過ぎたアイテムを見直す
また、季節物を整理するときは、次に使う時期まで長く期間が空く物を一度見直すのもおすすめです。
ただし、「季節が過ぎたから捨てる」と決める必要はありません。
次のシーズンも使いたい物かどうかを確認し、不要になった物だけを整理していきましょう。
収納するときは、物のサイズを意識することも大切です。
例えば、アクセサリー類でも、ピアスとカチューシャでは必要な収納スペースが大きく異なります。
カチューシャやヘアクリップなど大きめの物、ピアスやリングなど小さな物というように、サイズごとに収納場所を分けると、スペースを使いやすくなります。
物が多い人ほど、単純に「捨てる」ことだけを考えるのではなく、サイズや用途ごとに収納方法を変えて、かさばりにくくする工夫も取り入れてみましょう。
自分のタイプに合った整理収納方法を取り入れよう
片付けが苦手と感じていても、その原因は人によって異なります。
「物を整理できない」「物を増やしてしまう」「定位置に戻せない」「物を捨てられない」など、さまざまです。
大切なのは、自分が苦手としているポイントに合った方法を取り入れることです。
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| 物を整理できない | 紙に片付ける目的・手順を書き出す |
| 物を増やしてしまう | 「使えるか」を基準にして購入する |
| 定位置に戻せない | 生活動線に合わせた収納場所を決める |
| 物を捨てられない | 迷わず手放せる物から整理する |
まずは片付ける目的を書き出したり、購入するときの基準を決めたり、生活動線に合わせて収納場所を見直したりするなど、取り組みやすいことから始めてみましょう。
少しずつ物の量や収納場所を整えていくことで、片付けやすく散らかりにくい空間を作りやすくなります。自分に合った方法を見つけて、無理なく続けられる整理収納を目指してみてください。

